
有機JAS認証マークという言葉は聞いたことあるけど、実際どんなものなの?
近年、健康志向の高まりとともに、農薬や化学肥料を使わずに栽培された「有機食品」への注目が高まっています。有機食品の安全性を保証するのが、有機JAS認証マークです。
しかし、ひと言で有機JAS認証マークといっても、その認証をする機関は一つだけではなく、複数の認証機関が存在するのです。この記事では、著者が購入した食品についていた様々な認証機関の有機JAS認証マークを集めて掲載します。
有機JAS認証マークが実際のところどんなものか?知りたいあなたにオススメの記事です。
なお、この記事は、新たな認証マークを見つけ次第、随時追加・更新していきますので、お楽しみに!

この記事の写真でインスタ始めたらおもしろいかもなぁ……

1. 有機JAS認証マークとは?
有機JAS認証マークは、農林水産省が定める有機農産物のJAS規格に適合した農産物に付与されるマークです。このマークは、消費者が安心して有機農産物を選べるようにするために設けられています。
有機JAS認証を取得するには、農林水産省に登録された認証機関による検査を受け、有機農産物のJAS規格に適合していることを証明する必要があります。
2. さまざまな認証機関による有機JAS認証マーク
それでは早速、さまざまな認証機関による有機JAS認証マークをご紹介しましょう。
日本オーガニック認証協会さんの有機JAS認証マーク

著者の住まいの近所のスーパーで購入した、茨城産有機野菜についていた有機JAS認証マーク。パッケージに印刷されているのでなく、シールで後付けされているのが珍しいところ。
多くの商品では、パッケージに有機JAS認証マークを刷り込んでありますが、この商品の場合は、パッケージ印刷のタイミング、認証のタイミング、出荷のタイミング、パッケージの在庫数など、色々な事情で、パッケージに印刷できなかったのを、ステッカーで後から調整していったのでしょうね。

このマークは、茨城県筑西市の株式会社レインボーフューチャーさんが生産する有機ベビーリーフと、有機サラダスティックに付けられていました。

OMIC(海外貨物検査株式会社)さんの有機JAS認証マーク

「OMIC」って何の略かなぁと思って調べたところ、どうやら海外貨物検査株式会社(Overseas Merchandise Inspection Co., Ltd.)の略だということがわかりました。オーヴァーシーズ・マーチャンダイズ・インスペクション・コーポレイションで、OMICです。

著者がいつも食べているこの商品は、以前はビューローベリタスジャパンさんの認証だったような気がしますが、認証取得先が変わったかもしれません。

ダイソーの有機むき甘栗も、OMICさんによる認証でした。

いつも使ってる有機切り干し大根もOMICさんでした。(2024年3月3日追加)

有機切り干し大根をどういう風に使ってるかは、あとで別の記事にしようかな?

鹿児島県有機農業協会さんによる有機JAS認証マーク

種子島産のティーバッグ入り有機緑茶は、鹿児島県有機農業協会さんによる認証でした。

日本食品分析センターさんによる有機JAS認証マーク

いつも炭酸水で割って飲んでいるTERVISさんの有機レモン果汁は、日本食品分析センターさんによる認証でした。
JONAさんによる有機JAS認証マーク

ネットで有機栽培のことを調べていると、よく出てくるサイトであるJONAさん。いつも使ってるお酢がJONAさんでした。

JONA(Japan Organic & Natural Foods Association)は特定非営利活動法人日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会の略称
https://www.jona-japan.org/
だそうです。
2024年3月4日追加。
3. 考察
以上、さまざまな認証機関による有機JAS認証マークを紹介してみました。ふりかえってみると、一つの商品に対して一つの認証機関がずっと認証し続けているわけではなく、大人の事情により、変動があるような気がします。
4. まとめ
有機JAS認証は、消費者が安心して有機農産物を選べるようにするための重要な制度です。
様々な認証機関の有機JASマークを比較することで、有機農産物への理解を深め、より積極的に有機農産物を生活に取り入れることができます。
ぜひ、認証マークコレクションを楽しんでください!
※この記事は、新しいネタが見つかり次第、更新します。
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